2010年1月15日金曜日

ウィルコムに、死刑求刑?

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100115ATDD1502N15012010.html
PHS最大手の同社は、公的機関の企業再生支援機構に支援を申請し、ソフトバンク、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズの出資も受ける方向で調整を続けている
いやぁ参りましたねぇ/(^o^)\

 元々、ウィルコムを丸ごと支えられるほど、お金がないはずで、おそらくちょっとジャマしてやろ~か、くらいだったソフトバンクが、本当に乗っ取れそうとふんだのか、ファンドと組んで、本格的に出資にのりだしてきました

Twitterとかでは、良かった良かったポリアンナ、これで一息ついた、とゆ~反応ばかりですが、ところがどっこい、かな~り危険な話に、私にはみえるのです




というわけで、企業転売が得意なソフトバンクと、MBOを利用した企業解体ショーを得意とする、ハゲタカファンドのAPが組んだことで、一息どころか、まな板の上にのせられた、とゆ~感じでしょ~か^^;

個人的には



です/(^o^)\

こんなふうに、最悪の予想をすると、たとえば、ウィルコム丸ごとはいらないけど、もともと欲しかったXGPの周波数帯域の権利(となるとおそらくは“今の規模の”XGP事業の部分だけ)をソフトバンクが買い取って、残りはAPが適当に 、たとえば儲かってるデータ通信事業だけ分社化、あとの資産は適当に証券化だかなんだかして絞りきって、あとはポイ、なんてシナリオも、十分想定できるわけです

まだ本決まりじゃないですし、機構がからんだことで、そこまでムチャはできない可能性も100%絶対にない、とはいえませんが(でも、ソフトバンクは、あおぞら銀行とゆ~前科がありますがorz)、順当にかんがえれば、やっぱり解体がいちばん可能性がたかいので、もしかすると、死刑求刑、おわりのはじまりかもしれません

ソフトバンクの、ほとんど自爆テロといっていい通話定額と、サブプライムローンで深い傷をおったカーライルのいたばさみで、くるしんできたウィルコムは、いま、勝者ソフトバンクによって、しずかに捕食(とゆ~より、つまみ食い)されつつあるのかも、しれない、そんな気がしてなりませんorz

できれば、あとで「あんときのオレって、こんな悲壮な心配しやがって、ウィルコムも立派に立ち直って、杞憂だったじゃん!」と笑い飛ばせる日が、きてほし~ものですが……